いつでもクチーナ

イタリアで色々作ってちょっと食べて、たくさん飲んでたまに働いて…

美容と健康に良い、アーモンドミルクで朝ごはん。

最近お腹がちょっとゴロゴロ気味。

朝食時にはいつもカッフェラッテ派。冷たいままの牛乳に朝はマッキネッタで入れたカッフェを注いで飲むのが日課。それと、時々自家製ヨーグルト。

 

ところが、最近はなんだか朝ご飯を食べた後のお腹がゆるい?感じ...

カッフェで飲む牛乳のせいなのか、はたまた自家製ヨーグルトなのか…

しばらく断乳することにしました。

 

 

 

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朝食時のカフェはカフェマシンでなく、マッキネッタ。

そして、昼ごはん後のカフェはカフェマシン。

 

 

朝はマッキネッタでカフェを入れると家中にカフェの香りが充満して、目覚めるというよりは、鼻覚めるのっていう感覚が好きなので、時間がちょっとかかるけど朝はマッキネッタを使います。

 

 

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スーパーの牛乳売り場には、豆乳やらライスミルク、イタリア語でAvena アヴェナ、日本語だとからオーツ麦ミルクなど牛乳の代用品は結構豊富。

 

豆乳カフェは以前に試したことがあるけど、豆乳の味がキツすぎでちょっと苦手…

朝からライス(お米?)って感じでちょっとパス…

アヴェナはまことがヨーグルトと一緒に食べてているのでミルクじゃなくてもいいかな。

と言う事で、いつもの「お買い得品」だったという理由でアーモンドミルクにしてみました。

 

アーモンドミルクって他の穀物ミルクに比べると値段がちょっとお高め。メーカーによって値段もかなり違って、最低でも2ユーロ、高級なものは1Lで5、6ユーロぐらい。

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実はアーモンドミルクはイタリアの南の方では昔からの夏の飲み物として良く飲まれていて、

特にシチリアはアーモンドの産地。

色々なシチリア料理のアクセントとしてアーモンドが使われていたり、アーモンドを使ったドルチェも数多い。例えばシチリアのお菓子で有名なのが見た目は綺麗なマジパンで作った野菜や果物のマジパン「フルッタ マルトラーナ」は恐ろしく甘い〜

 

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一方、飲み物用には見た目は石鹸?のようなポレンタ?のような塊のマジパンが普通に売っていて、家庭ではこれをを水に混ぜてアーモンドミルクをつくるのだけど、これが結構美味しい。

このマジパンも砂糖が使われているので、甘くて杏仁豆腐ドリンクといった感じ。マジパンタイプは自分で濃さを調節して飲めるのでゴクゴクの飲めちゃう。ちなみにシロップタイプのものはイタリア中のスーパーならどこでも売ってます。

 

 

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昨年の夏シチリアに旅行したときにお土産用にかったこのアーモンドペーストを

手荷物に入れていたら、空港のセキュリティで引っかかって、没収されそうになった。涙目で懇願したら、「1個だけならまぁいい」ということで見逃してくれた。見た目はいまいちだけど、結構お土産にはおすすめです。

(くれぐれも手荷物には入れないで〜)

 

 

で、肝心の成分ですが、 

アーモンドミルクは乳脂肪がなく、コレステロールがゼロ。アーモンドミルクとは名ばかりで実際はアーモンドを水に浸したものを砕いて濾したもの。なのでアーモンド自体は2%から11%と様々。

 

 

砂糖入りのものもあれば砂糖無しのものもあったり、更にはBIOのものもあるのでこの差が価格の差となるワケ。私はカフェには結構お砂糖を入れて飲むので砂糖入りの方が良いかも。

 

今回購入したアーモンドミルクのアーモンド含有量は2.3%で糖分は3gカロリーは100mgあたり24キロカロリー。ダイエット的には?な感じ。

 


しかし、

ビタミンEが多く含まれていて抗酸化作用がアンチエイジングに効果的で美容には良さそう。

さらに食物繊維も入っているので腸内環境も整える効果があり健康にも良さそう。

 

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なるほどね、だから有名人やモデルが愛飲しているということね。

今度は価格だけでなくちゃんと栄養成分表をみて買わなきゃ。

しばらくは、このアーモンドミルクカフェで朝ごはん続けてみよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

只今夏バテまっさかり!じゃがいもとスルメイカのトマト煮

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気がつけば6月も最終週。ミラノももうすっかり夏。

去年の夏の時期に比べればまだまだ過ごしやすい暑さだけれども、

この季節の変わり目は、2人とももれなく夏バテをしてしまいます。

 

イタリアでは季節の変わり目の体調の変化にマグネシウムや、亜鉛、カリウム

などのサプリが結構人気。この時期TVのCMでもいろんな種類のサプリのCMが

よく目につきます。ちなみに私のお気に入りはENERGIAエネルギーというそのまんまの商品名の水に溶かして飲むタイプのサプリ。サプリなのにモヒート味。マグネシウムや亜鉛、カリウムに加えて朝鮮人参も入っているそう。柑橘系な味で飲みやすく、1日2回飲むのが楽しみ。ネットでお買い得だったので4箱購入〜

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一方まことはというと、このモヒートサプリプラス、滋養強壮に良いマカのサプリも愛用。

スポーツジムに週3回行っていて、夏バテプラス運動疲れ気味。この1週間で2キロも痩せてた(羨ましい〜)

 

珍しく二人して食欲もなく、火が通った料理は食べたくないとのリクエストで今週はハムやらチーズ、サラダとかもう買ってきたものをそのまま食卓へみたいなことばかり…

 

サプリだけではなかなか夏バテも解消しないので、夏バテ解消にTotani e patate

スルメイカとじゃがいものトマト煮を作ってみました。

 

イカには栄養ドリンクのリポビタンDにも100mg配合されているタウリンが多く含まれているらしく、疲労回復や肝臓の働きを良くする効果があるらしい。

 

このトータニエパターテもカンパーニャ州の料理なのだけれど、するめいかは日本食でもこの食材の組み合わせは相性が良い。スルメイカは煮込むと繊維質がほぐれて柔らかくなり、じゃがいもにはイカの旨味が馴染んで冷めても美味しい。このするめいかとじゃがいものコンビは国境を超えて最強の食べ合わせ〜和食だとご飯がすすむ感じだけど、イタリアンはワインが進んでしまう〜

 

☆材料☆

  • するめいか700g
  • じゃがいも500g
  • ミニトマト 7・8個(半分に切る)
  • ニンニク 1かけ(潰して使う)
  • イタリアンパセリ (みじん切り)   
  • 白ワイン  1/2 カップ
  • オリーブオイル
  • 塩胡椒

 

☆作り方☆

  1. イカは内臓を取り、胴体は輪切り、げそは2、3等分に切る
  2. じゃがいもは皮を剥いて一口大の大きさに切る
  3. フライパンにオリーブオイル少々に潰したニンニクを入れて弱火で炒めて、香りが出てきたらスルメイカを投入し、2.3分炒める
  4. 白ワインを入れてアルコール分を飛ばした後にトマトを加える
  5. パセリを入れて、塩胡椒をして蓋をして中火〜弱火で30分ほど煮込む
  6. 途中何度かかき混ぜて、トマトの形が崩れて汁気がほぼなくなってきたら、ニンニクを取り出して出来上がり



この日のワインはシチリアのカンティーナCORVOのNOTE D'ARGENTOというグレカニカとヴィオニエのの混合の白ワイン。料理用にもちょこっと使ったので、グラス1/2 杯分ぐらい飲む分が少なくなっちゃったので、あっという間に1本空いてしまった〜

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食欲がないと言っていたので残すかな❓と思ったらこれまた完食…

やっぱり、夏バテはサプリに頼るより、食べて克服するのがいいかもね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【今週のパスタ】ズッキーニとバジルでほぼネラーノ風パスタ

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今週末はリグーリアの予定でしたが、急遽仕事が入ったのと、まことの親族にちょっとしたトラブルが起きて、残念ながら週末のヴァカンスを延期せざるを得なくなり、

2週連続でキャンセル…

せっかく天気も回復して、海日和な天気だったのに…

 

と、ちょっとずつロックダウン後の日常が忙しくなってきて、一人ランチが増えてきてます。

この日は私も外での用事が遅くなり、お昼を食べる間も無く家に着いたのが午後4時。

しかも、まことが今夜は仕事の後にジムに行って帰りが遅くなるというので、食事時間が合わなさそうなので、がっつり遅めの昼ごはんを作ることに。

 

で、海辺への思いが募って、リグーリアではないけど、ソレント半島にあるネラーノという海辺の街の名物パスタ

Spagnetti alla nerano ネラーノ風パスタなんちゃってネラーノ風パスタを作ってみました。

 

ネラーノ風パスタというのは、このネラーノの小さい浜に面したレストラン

「Maria Grazia マリア グラツィア」というレストランで考案されたパスタ。

揚げたズッキーニにナポリからソレント半島一帯で作られているD.O.PチーズのProvolone del monaco プロヴォローネデルモナコ、バジルとシンプルな素材で作ったパスタ。

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約10年ほど前にこのマリアグラツィアでネラーノ風パスタを(海から上がって、そのまま水着のまま)食べたことがあるけど、さすが、このお店の看板メニューだけあってパスタはカメリエーレ(おじさん)が客席前で、ボウルに入った茹でたてパスタ、具材にプロヴォローネデルモナコを加え、桶に入ったパスタをグルグルとかき回して、お皿にサーブしてくれる。

 

 

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 マリアグラツィアにて。おじさんの横にあるステンレスのボウルがそれ。

 

このレシピの味の決めてはこのコクのある濃厚なチーズ

プロヴォローネデルモナコはたっぷり入れてソースをクリーミーにさせるために、よく混ぜる、いわゆるMantecare マンテカーレ、練る、乳化が大事。

それと、ズッキーニは割と薄めにスライスしてフライにしているけれども、きちんと余分な油を落とすのもポイント。

そうすることによって、濃厚だけれども、重くないクリーミーなズッキーニソースになって最後にフレッシュなバジルと合わせてさっぱりと爽やかな風味に。

 

今回は冷蔵庫にあったチーズSalva cremasco サルヴァ クレマスコという、ロンバルディア州で作られているセミハードタイプのD.O.Pチーズで代用。

 

パスタはヴェルミチェッリを使用。この太めのパスタでしっかり乳化させて、クリーミーなソースに仕上がる。

 

本家の味にはちょっと遠いけど、ほどよく濃厚でちょっと上品な感じに出来上がり。

ちなみにプロヴォローネデルモナコは最低熟成期間が6ヶ月、サルヴァクレマスコは75日間。(この濃厚差は熟成期間かな…)

 

チーズ以外で、作り方も含めるとネラーノ風パスタと言えるけど、ここは敢えて

プロヴォローネデルモナコに敬意を表して、ほぼネラーノ風と言うことにします…

(多分、イタリアのレストランでもちゃんとプロヴォローネを使って作ってるところは少ないと思うけど…)

今度はちゃんとプロヴォローネデルモナコで作るか、またネラーノに行って食べてみたいなぁ〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アルタムーラのパンでブルスケッタ〜

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昔は好きだっけど、今はあまり食べなくなってしまったパン。

パンでも、バケットや食パンなどシンプルなパンが好き。

バケットの美味しさは外側の部分、食パンは中の柔らかい部分が好き。

 

高校の頃から学生時代にパンにハマった時期があり、食欲が大盛だったのもあって、

パン屋に焼きたての時間を見計らってバケットを買いに行き、家に着く頃には全て食べ終えて

いたり、食パンも1食で、1斤のパンを一気食いしていたぐらい一時期夢中になったパン。

 

その反動かイタリアンを食べ出した頃、お店で出てくるパンには見向きもしなくなってしまった。特にイタリアに来てからは、なんせ一皿のポーションが多いので、パンを食べるとお腹がいっぱいになり、セコンドまでありつけなくなるので、パンは極力避けるように…

 

レストラン以外ではイタリアだと、手軽に食べられるパニーノが、時間がない時に食べるとか、持ち運びが可能という、日本食のおにぎりみたいな感覚で食べるファーストフード、仕方なしにパーニーノで食事を済ますみたいな感覚で、もはやパン嫌い気味

 

とはいうものの、イタリア人的に食事と一緒に食べるパンは日本人のご飯のような存在なので、家での食事時は必ずパンがないとダメという人もいれば、うちのまことの様にパンの代わりになるカロリーが気になる人はgaletti ガレッティと呼ばれる穀物を膨張させて作ったものを

パン代わりに食べる。このガレッティには色々な穀物を使ったものがあり、米で作ったものが一番ポピュラー。

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わかりやすく言えば、このお米のガレッティは砂糖なしのポン菓子、もしくはパフライスを固めたもので、味はほとんどない。保存がきくので常に家では常備。

 

ちなみに私はお米のガレッティは、なんだか自分が鳥になった気分になるので、あまり好きではないけど、とうもろこしや、そば粉のガレッティは風味があってけっこう好き。

 

で、普段はあまりパンを食べませんが、たまにはちゃんとしたパンも食べたいなぁと思って、市場で久々にパンを購入しました。

プーリア産のチーズやらサラミ、パスタやパンを売ってる屋台で

アルタムーラのパンを発見

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屋台のおばちゃんによると、3、4日たっても普通に食べられるし、冷凍もできるから心配ないとのことだったので、一番小さい500gのを購入。

 

このアルタムーラのパンはD.O.Pにも認定されている(唯一❓)のブランドパン

アルタムーラのパンの特徴は大きくて、外はカリッと、中はフワッともっちり。

そして日持ちが良いのも特徴。形が2種類あって、伝統的な形で特徴のある形のaccavellato アッカヴァッラートと一般的な丸い形で牧師の帽子という意味のa cappello di prete アッカペッロディプレーテの2種類。大きさも最低500gで大きいものだと5kgになるそう。

 

もともとは、農民や羊飼が家から遠く離れた畑や野原で仕事をし、食事に家に戻れない、パンを頻繁に買いに行けないことから大きなパンが作られるようになったらしい。

 

もちろん、使われている硬質小麦もこの地域で栽培されているものを使っていて、D.O.Pに認定されるパンは原材料も細かく指定されている。原材料、製造工程以外では外側の皮の部分部分クラスト、イタリア語だとクロスタの部分が最大3mmであること、色は褐色で、薪を使って焼き上げるなど色々規定があるそう。


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早速家に帰って、味見をしてみることに。

この屋台はプーリアから食材を運んで来ているので、少なくとも製造してから半日は経っていてるのに、切ったとたんに、出来立てのような香りが〜

 

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さすがに、クロスタがかなり固くて3mmの硬い部分を切るのがちょっと大変…

早速、切ったそばから食べてみると、外はパリッとしていて中はもっちもち!

噛めば噛むほど美味しい〜

久々にパン好きアドレナリンが騒ぎ出した感じ。

せっかくなので、この日はアルタムーラのパンをメインにブルスケッタランチにしました。

 

 

具材は

ポモドリー二とモッツァレラのバジル和え

ポモドリー二とツナとケッパーのオレガノ風味

サンダニエレとフォンタルチーズとルッコラ

ンドゥイアと赤玉ねぎ

 

の4種類。

4/1は切ってすぐに冷凍してたのだけど、なんだかんだで、ほぼ4/3を2人で食べ切り。

(最初に冷凍するまでもなかった…)

ちなみに、まことは外のクロスタ部分が好きで、中の柔らかい部分モッリーカは残します…

(子供じゃないんだから…イタリア人こういうの多い)

 

さすが、アルタムーラのパン、もうこれだけで大満足〜

ちょっと、ダイエット的にヤバイものを見つけてしまいました…

しばらく、ハマりそう〜

 

 

 

 

 

 

魚屋で見つけた『海のアスパラガスとフィノッキオのサラダ』

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先日市場の魚屋で珍しいものを見つけました。

Asparagi di Mare アスパラジディマーレ「海のアスパラガス」イタリア語ではSalicornia サリコルニアという植物。

味がアスパラガスではなく見た目が野生のアスパラに似ているのでこの名前がついたらしい。

日本語だとあっけしそうと言うこの植物、海辺に分布しているため、海水を吸い上げて塩を蓄積するので、塩気が効いた一見海藻っぽいけど、実は野菜(植物)。

野菜なのに何故かイタリアでは魚屋で売られていることが多い。

 

 

この海のアスパラガスは茹でて食べます。生でも食べられなくはないけど、かなりしょっぱいです。なのでイタリアでは茹でたものをソテーにして食べたり、

パスタの具材にして食べたり、フリッタータ(イタリア版卵焼き)の具材にしたり。

 

この日は本当はセッピア(スミイカ)が買いたかったのだけれども、あいにく入荷なし。

ということで、この海のアスパラガスを買ってみました。


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☆調理法☆

この海のアスパラガスは茹でる前に流水で洗った後、30分ほど水につけて塩分を抜きます。

(水につけても完全には塩分は抜けません)

その後、熱湯で3、4分茹でます。サリコルニア自体が塩気があるので、塩は入れません。

パスタで食べる場合、この茹で汁でそのままパスタを茹でると美味しくなります。

(もちろん塩は入れません)

 

このサリコルニアはミネラルたっぷり、その他にもビタミンA,繊維質も豊富。利尿作用もあり、とってもヘルシーな野菜。

最近は日本でも売っているそうなので、見かけたら是非買って試してみてくださいね〜

 

今回は、この茹でたサリコルニアに薄くスライスしたフィノッキオを混ぜて、レモン、オリーブオイルだけのシンプルサラダ。フィノッキオもどちらかというとちょっと塩っけがある野菜。このサリコルニアとフィノッキオの組み合わせでとってもさっぱり。

 

本当はサラダとパスタというレシピで食べたかったけど、この日の夜まことのお姉さん宅でのディナーにお呼ばれして、この日はパスタはお預け…

ディナーでボンゴレのパスタを食べたので、2日連続のパスタは嫌だど言われてしまい、

「それじゃ、フリッタータにしようか❓」と聞くと、

なんとこのフィノッキオのサラダが気に入ったとのことで、再びフィノッキオのサラダが続く…

 

聞いた私がバカでした…(ブログ用にこっそりフリッタータを作れば良かった…)

 

次回は絶対パスタで食べるぞ〜(その時はもちろんレシピは紹介しますね〜)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【今週のパスタ】炭水化物+炭水化物のパスタエパターテ

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ここんところの寒さの影響か、ちょっと風邪気味な私。症状としては、ちょっと声が

かすれて、だるい感じ。(さすがにコロナではないと思うけど…)

 

来週末はいよいよ海なので、それまでには体調を整えないと…

ほんとうは、体型も整えないといけないところですが、冷蔵庫の整理も兼ねて、

寒い日のメニューPasta e patate パスタエパターテ 

じゃがいものパスタを作ってみました。

 

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こちらも、またまたナポリ料理

初めてこのパスタエパターテを口にしたのはナポリの留学先のシニョーラに作ってもらったのがこのパスタとの出会い。

いわゆるナポリの貧乏料理。トマトソース系のパスタを除けば、ナポリでも一番ポピュラーなパスタかもしれません。家庭料理だけれども、トラットリアなどでもメニューにあったりするほど、地味だけれどもナポレターノ にはかなり人気のパスタ。

 

日本だどじゃがいものパスタ❓炭水化物+炭水化物なパスタで、

ヘビーなパスタをイメージしがちだけれども、意外とやさしいパスタ。

このパスタの特徴はパスタを煮込む

そう、どちらかというと秋〜冬なパスタですが、

肌寒い6月のミラノにはぴったり❓なパスタ。

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それと、このじゃがいものパスタがが、材料以外になぜ貧乏パスタかというと、

このパスタに使うパスタがパスタミスタ、ミックスパスタ。

余った色々な種類のパスタを使います。

イタリアではロングパスタだけでなく、色々なショートパスタを使うので、

ロングパスタもボキボキ折ってペンネやら、フジッリやらと一緒に使います。

イタリアではこのパスタミスタは製品としても売られているけど、ここミラノ

で見つけるのはちょっと難しい、南イタリアパスタ。

今回は前回ナポリで買ったセターロのパスタミスタを使いますした。

 

☆材料☆(2人前)

パスタ 160g

じゃがいも 300g(細かくさいの目)

人参  1/2 (みじん切り)

セロリ     1/2  (みじん切り)

玉ねぎ    1/2  (みじん切り)

パンチェッタ  25g (みじん切り)

パルミッジャーノレッジャーノ  20g 

スモークチーズ(プロボラ、スカモルツァ) 30g

ミニトマト 2、3個

バジル 1、2枚

オリーブオイル  大さじ2

塩、胡椒  適量

水 約1L

 

 

☆作り方☆

鍋にオリーブオイル、パンチェッタ、人参、玉ねぎ、(イタリア料理ではこの香味野菜を炒めることをソッフリットと言います。)を入れて弱火でじっくり炒める。

野菜がしんなりしてきたら、じゃがいもを加え、さらにミニトマトを加えじゃがいもの表面の色が変わったら、じゃがいもがひたひたにかくれるまで水を加えて、バジル、塩、胡椒を加え30分から40ほど煮て、じゃがいもをヘラで少しずつ潰す。(じゃがいもの種類により時間が変わります。)

 

パルミジャーノの硬い部分を入れる場合

パルミジャーノチーズの硬い部分を加える。

パルミジャーノの硬い部分が半分ぐらい溶け出したらパスタを加える。

 

この時、水の量少なければ、パスタを入れてひたひたぐらいの量になるまで水を追加する。

パスタがアルデンテぐらいになってきたら、スモークチーズもしくは削ったパルミジャーノを入れて最後に胡椒を加えてよーくかき混ぜて出来上がり〜

 

 

そして、このじゃがいものパスタが貧乏パスタな第2の理由、パルミッジャーノチーズの

硬い部分を利用すること

パルミッジャーノの硬い部分はそのままでは固くて食べられないので、削ってならたべられるけれども、削るのが面倒(硬いので削りにくい)、だけど捨てるにはもったいない、ということでチーズを余すことなくまるごと使えるという点も、節約メニューとしても重宝

 

残念ながら、ここミラノではプロボラがなかなか見つからないので、今回はスカモルツァを使いました。スモークチーズがなくてもパルミジャーノをたっぷり入れれば、トロトロなじゃがいもパスタが作れます〜

 

煮込みパスタでちょっと時間はかかるけど、お鍋1つでできてしまうパスタ。

是非お試しくださーい!

 

 

 

 

 

 

 

 

ワインも進む鶏もも肉の白ワイン煮

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今日は携帯のアプリから記事を書いていて、割とさくさく書けていた矢先に、

画面がフリーズして、キーボード画面が消えてしまい、思わず改行を

押したところ、書いた記事が全部消えてしまった〜

 

という、かなりショッキングな出来事が…

途中一度も下書きをしていなかったので、見事に白紙に。。。

頭の中が真っ白になってしまいました…

 

で、気を取り直して書き直します。(が、今日はもう長々かけないかも…)

残された時間は30分。夕食準備の前までに書き終えます!!

 

今日のレシピは昨日の晩ご飯。

鶏肉の白ワイン煮。

 

先日市場で買った3本5ユーロのワインのうち、2本は赤のボナルダとバルベーラ、白はシャルドネのフリッツァンテを安さと、面倒くささ(エノテカやスーパーに買いに行くのが)に

つられて購入したのは良いけど、白ワインがどうしても飲みきれないクオリティだったので

料理酒に回すことにしました。 (この辺りの話がだいぶショートカット)

 

☆材料☆(2人前)

  • 鳥もも肉 2枚
  • 玉ねぎ 1/2 (スライス)
  • アンチョビ 3切れ(みじん切り)
  • ニンニク 1かけ(潰して使う)
  • オリーブ(タジャスカ、半分はみじん切り、半分はそのまま)
  • 白ワイン 80ml
  • ワインビネガー 大さじ2
  • オリーブオイル  大さじ2
  • ローレル 1枚
  • 塩胡椒 適量  

 

 

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☆作り方☆
鶏肉は軽く塩胡椒する

鍋にオリーブオイル 、ニンニク、アンチョビ、みじん切りにしたオリーブ、玉ねぎ、ローレルを入れて、軽く炒める。

 

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香りが出て来たら、鶏肉を入れて、両面が色付くまで焼く
白ワインを入れてアルコールを飛ばし、その後にワインビネガーを加えて蓋をして弱で煮る。

途中何度が鶏肉をひっくり返し、煮汁がほとんどなくなるまで煮込む

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最後に残りのオリーブを加えて出来上がり。

 

使うオリーブによって塩気は変わってくるので、途中で味見してみてください。

白ワインと、ビネガーで鶏肉は柔らかく仕上がり、アンチョビとオリーブの塩で

ワインが進む〜

 

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この日はアルトアディジェのカルテルレゼ クラッシコスーペリオーレ。

綺麗なルビー色で軽くてフレッシュな飲み心地の赤。

白ワイン煮込みだけど、軽めの赤ワインとよく合います。

 

なんとか、30分で書けました!今から晩ご飯の準備にかかりまーす。