いつでもクチーナ

イタリアで色々作ってちょっと食べて、たくさん飲んでたまに働いて…

週に一度の冷蔵庫整理には。。。ミネストローネ

気がつけばもう5月。ロックダウン中あまりにもすることがなく、外出はしないにも関わらず、そうそうとタンスの入れ替えを済ませておいた。

イタリアの5月、6月は爽やかな気候で一番好きな季節。

だけど、今年はコロナのせいで日中もほとんど家の中で過ごしているので、外の気温がどのくらいなのかあまりわからない…

 

朝起きて窓を全開して掃除をする時に爽やかな空気が入ってきた。

「ちょっと今日はひんやりしてるかな?」

そろそろ、冷蔵庫の整理もしなきゃ。。。

 

今日のお昼はミネストローネ

早速メニュー決定。

 

うちは結構、人参、セロリ、玉ねぎの香味野菜は欠かさず冷蔵庫にある。それとまことがフィノッキオ、日本名だと”フェンネル”または”ういきょう”もほぼ買い置きしている。

 

セロリは葉つきのままで買うのでかさばるし、フィノッキオは上部の緑色の葉と茎の部分は殆ど切り落としてでしまうで、勿体無い。

フィノッキオのモシャモシャした部分はハーブとしても使える。

どちらも葉や茎の部分を切り落とした状態でも売っているが、セロリなんかは茎だけで買う方が割高だし、葉っぱは煮込むと良い風味が出るので私はできるだけ葉っぱもついた状態のを買うようにしているので、どうしても冷蔵庫がかさばる。

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早速冷蔵庫を開け、ミネストローネの材料をひっぱりだす。

人参、セロリ、フィノッキオ、ズッキーニ、ポモドリーニ、パンチェッタ

 

そして、常温野菜から

にんにん、玉ねぎ、カンネッリー二(白インゲン)の缶詰、アローロ(ローリエの葉)

普段冷凍野菜は使わないけど、ロックダウンの為備蓄しておいた冷凍野菜のインゲン

以上10種類。

 

私流ミネストローネはニンニク(1かけ)とパンチェッタがほぼ必須。後は香味野菜になんでもあり。ニンニクは半分に切って芽を取り除く。パンチェッタはできるだけ細かく切る。まず鍋にオリーブオイルとこの2つの材料を鍋に入れて弱火で炒める。次に玉ねぎ、セロリ、人参、フェンネルの香味野菜そしてポモドリー二の順で切ったそばから鍋に入れて行く。(セロリとフェンネルは皮がとても繊維質なので筋は取る)ポモドリーニは少量でOK。ポモドリーニは色と酸味を出すの為なので入れすぎると色々な野菜の味が分からなくなり、トマト味のミネストローネになってしまう。

 

いい香りがしてきたら水を一気に入れて、ローリエの葉、ズッキー二、インゲンを入れて煮込む。煮込み時間は1時間以上。目安は途中でニンニクが溶け出してくるまで煮込む。今回は白インゲン豆は水煮の缶詰なので、途中で追加。味付けは最後に塩、胡椒を加えて出来上がり。食べる前にエキストラヴァージンオリーブオイル、パルミジャーノを加えていただきます!

 

 

通常ミネストローネは香味野菜にトマト、葉野菜、ジャガイモ、豆類など数種類の野菜野菜や豆類が入ったスープを指すけど、イタリア各地様々なレシピがある。というかレシピは人それぞれ。

 

手軽に作るならコンソメブロードに切った野菜を入れてつくるのもOK。ショートパスタを入れるのも良し。

 

冬の間は週に3回は作ってます。もちろん作り置きも可能なのだけど、汁物好きのまことは有ればあるだけ食べてしまうので、うちは作り置きができない…

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本人曰く

「汁物はお腹に溜まって満腹感が得られるからダイエットには良い」何て言ってるけど、どりゃ鍋平らげてたらダイエットになんないよ…