【今週のパスタ】炭水化物+炭水化物のパスタエパターテ
ここんところの寒さの影響か、ちょっと風邪気味な私。症状としては、ちょっと声が
かすれて、だるい感じ。(さすがにコロナではないと思うけど…)
来週末はいよいよ海なので、それまでには体調を整えないと…
ほんとうは、体型も整えないといけないところですが、冷蔵庫の整理も兼ねて、
寒い日のメニューPasta e patate パスタエパターテ
じゃがいものパスタを作ってみました。
こちらも、またまたナポリ料理。
初めてこのパスタエパターテを口にしたのはナポリの留学先のシニョーラに作ってもらったのがこのパスタとの出会い。
いわゆるナポリの貧乏料理。トマトソース系のパスタを除けば、ナポリでも一番ポピュラーなパスタかもしれません。家庭料理だけれども、トラットリアなどでもメニューにあったりするほど、地味だけれどもナポレターノ にはかなり人気のパスタ。
日本だどじゃがいものパスタ❓炭水化物+炭水化物なパスタで、
ヘビーなパスタをイメージしがちだけれども、意外とやさしいパスタ。
このパスタの特徴はパスタを煮込む。
そう、どちらかというと秋〜冬なパスタですが、
肌寒い6月のミラノにはぴったり❓なパスタ。
それと、このじゃがいものパスタがが、材料以外になぜ貧乏パスタかというと、
このパスタに使うパスタがパスタミスタ、ミックスパスタ。
余った色々な種類のパスタを使います。
イタリアではロングパスタだけでなく、色々なショートパスタを使うので、
ロングパスタもボキボキ折ってペンネやら、フジッリやらと一緒に使います。
イタリアではこのパスタミスタは製品としても売られているけど、ここミラノ
で見つけるのはちょっと難しい、南イタリアパスタ。
今回は前回ナポリで買ったセターロのパスタミスタを使いますした。
☆材料☆(2人前)
パスタ 160g
じゃがいも 300g(細かくさいの目)
人参 1/2 (みじん切り)
セロリ 1/2 (みじん切り)
玉ねぎ 1/2 (みじん切り)
パンチェッタ 25g (みじん切り)
パルミッジャーノレッジャーノ 20g
スモークチーズ(プロボラ、スカモルツァ) 30g
ミニトマト 2、3個
バジル 1、2枚
オリーブオイル 大さじ2
塩、胡椒 適量
水 約1L
☆作り方☆
鍋にオリーブオイル、パンチェッタ、人参、玉ねぎ、(イタリア料理ではこの香味野菜を炒めることをソッフリットと言います。)を入れて弱火でじっくり炒める。
野菜がしんなりしてきたら、じゃがいもを加え、さらにミニトマトを加えじゃがいもの表面の色が変わったら、じゃがいもがひたひたにかくれるまで水を加えて、バジル、塩、胡椒を加え30分から40ほど煮て、じゃがいもをヘラで少しずつ潰す。(じゃがいもの種類により時間が変わります。)
パルミジャーノの硬い部分を入れる場合
パルミジャーノチーズの硬い部分を加える。
パルミジャーノの硬い部分が半分ぐらい溶け出したらパスタを加える。
この時、水の量少なければ、パスタを入れてひたひたぐらいの量になるまで水を追加する。
パスタがアルデンテぐらいになってきたら、スモークチーズもしくは削ったパルミジャーノを入れて最後に胡椒を加えてよーくかき混ぜて出来上がり〜
そして、このじゃがいものパスタが貧乏パスタな第2の理由、パルミッジャーノチーズの
硬い部分を利用すること。
パルミッジャーノの硬い部分はそのままでは固くて食べられないので、削ってならたべられるけれども、削るのが面倒(硬いので削りにくい)、だけど捨てるにはもったいない、ということでチーズを余すことなくまるごと使えるという点も、節約メニューとしても重宝。
残念ながら、ここミラノではプロボラがなかなか見つからないので、今回はスカモルツァを使いました。スモークチーズがなくてもパルミジャーノをたっぷり入れれば、トロトロなじゃがいもパスタが作れます〜
煮込みパスタでちょっと時間はかかるけど、お鍋1つでできてしまうパスタ。
是非お試しくださーい!