いつでもクチーナ

イタリアで色々作ってちょっと食べて、たくさん飲んでたまに働いて…

たこレシピその3 ♫残ったたこ汁でトマトリゾット

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ちょっと間が空いてしまいました。

先週はヴァカンス前のヴァカンスに行ってきました。

今回は3食付きのホテルに滞在したのですが、朝食はブッフェ式ですが、このコロナ禍で、食べ物が置いてあるテーブルには近づけず、ちょっと遠目からウェイターに

「○○が欲しい」と注文して、取ってもらう方式。

楽と言えば楽ですが、ちょっと遠慮気味に注文しちゃいます。

 
そして、昼と夜は前日に献立が渡されれて、オーダーしたプリモ、セコンド、ドルチェ以外にアンティパストの盛り合わせ、サラダがついてくる。

食事の時間帯であれば好きな時間からスタートできるのは良いが、作り置きしてあったものを、順次アンティパスト、プリモ、セコンドの順に出てくるので、残念ながら、クオリティ、作り置き置きでちょっとイマイチ…

 
途中一度だけ、レストランに食事に行ったのですが、その時に美味しかったのが、

アリーチェマリナート。ヒシコイワシのマリネ。
ヒシコイワシが割と大きめで食べ応えあり、赤玉ねぎと、野生ルッコラに、トマトソースで食べ応えありました。

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と、食の部分ではちょっと不満だったヴァカンスから帰ってきた翌日、朝から掃除や洗濯に大忙しで、買い物に行く時間もなく、冷蔵庫に残っていたズッキーニと冷凍していた

タコ汁、トマトのパッサータで、タコリゾット!

でお昼ご飯。

 

 

リゾットは生米に、ブロードを少しずつ足しながら米を茹でるというか、お米にブロードを吸わせて、作っていきます。

基本のリゾットはバターにみじん切りの玉ねぎを炒めてからお米を投入してから、ブロードを少量ずつ足して作りますが、最近ではお米だけを先に炒ってブロードを入れて作る調理法もあります。TVの料理番組で短時間にリゾットを作る場合、よくこの調理法でリゾットを作ってるのを見かけます。

 

今回はこの簡単リゾットレシピで、先にお米を炒ってからたこ汁を少量ずつ加えていきます。

 

お米はカルナローリ米を使います。

カルナローリ米は粒が大きく、デンプン質が多く、長時間煮ても煮崩れもしにくいので、リゾットには最適。特に乾燥した古米は水分の吸収もよく、リゾット用のお米としては高級品、ハイクオリティ米になります。

 

日本では手に入りにくいかもですが、

もし日本米でリゾットを作るときは絶対に洗わないでくださいね〜。

日本食でお米は洗ってデンプン質を取り除きますが、リゾットをクリーミーに仕上げるにはデンプン質が必要。

 

お米は200g。一度に入れるブロード(たこ汁)はレードル1杯分。

中火で木べらで混ぜていきます。途中でサイの目に切ったズッキーニとパルミジャーノレッジャーノの硬い部分を投入。

タコ汁を2、3回に分けて加えた後にパッサータをレードル1〜1.5杯分追加します。

最後に塩と胡椒で味を整えて出来上がり。

 

この間の調理時間は20分ほど。作りたてのリゾットはアルデンテ、芯が残る具合に仕上げるのがイタリア式。日本風だと、ちょっと硬い❓ぐらいな硬さ。

イタリアでも、作り置きしたリゾットは(今回ホテルで出てきたやつ)は完全にお米に火が通っていたリゾット。まぁ日本風リゾットって感じかもです。

 

出来れば、たこを細かく切ったものがあれば良いのだけれど、なんせ残りもののタコ汁利用だったので、今回は冷凍庫に残っていた冷凍帆立を別にソテーしたものをトッピングして完成〜

 

と、こんな感じで、うちではタコ1匹で最低でも3品は作ります。

3部作のタコレシピはいったんこれで、終了します〜

 

 

リーゾ・カルナーローリ 1000g

リーゾ・カルナーローリ 1000g

  • メディア: 食品&飲料