いつでもクチーナ

イタリアで色々作ってちょっと食べて、たくさん飲んでたまに働いて…

作り置きレシピ。パプリカのマリネ

 

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パプリカはイタリア語ではPeperone、ペペローネ。複数形だとPeperoniペペローニ。

年中見かけるペペロー二も夏が旬の野菜。

この時期市場で叩き売りのペペロー二、2キロで1.5ユーロで見つけました。他にもズッキーニが安くて買いすぎで冷蔵庫に入らない…

 

ペペローニも日本で売っているような小さめのものもあるけど、今回買ったのは割と大き目のペペローニ。かさばるので、買ってきたその日のうちに調理することにしました。

 

ちょっと暑い日でしたが、ペペローニをグリルして作るペペローニのマリネ。

ナポリにいた頃はこのペペローニのを焼いている家庭から甘〜い香りがあちこちから良く漂っていたのが懐かしいです…

 

作り方は至って簡単。

フライパンにの上でペペローニの表面全体を真っ黒になるまで焼きます。

そう、焼きなすを作るのと同じ感じです。

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2キロ1.5ユーロだけあってちょっと形が不揃いなので、全体的に真っ黒く焦げるまでちょっと大変でしたが、中火でフライパンの上で結構ほったらかしにできるので、家事をしながら作りました…

 

今回はフライパンで焼いたけど、もちろんオーブンでもOK。(180℃で40ー50分ぐらい)

 

そして、皮剥きですが、火から下ろしたら耐熱ボウルに入れてラップしてボウルを密封し、15分ほど放置します。 

そうすると、皮がするすると剥けます。

中まで充分に火が通ってるのでトロトロ。

 

タネを取り除いたら、塩、ワインビネガー、オリーブオイルを浸して、味を染み混ませます。隠し味的に切ったニンニクを大きめに切ったものを入れたいところだけれど、まことがニンニクを嫌がるので今回は入れませんでした…

 

直ぐに食べても美味しいけど、この状態で有れば1週間ぐらい経っても美味しく食べられます。 

イタリアでは、出来合いのものや瓶詰めのペペローニのマリネが簡単に手に入るけど、自家製のものは、香ばしい香りも残り、食欲がそそられます。

ペペローニには北イタリア、ピエモンテのバーニャカウダのように生で食べたりもするけど、火を通すと甘みがグンと増して、消化も良くなるらしいです。(ペペローニが消化できないけど大好きマコト談) 

栄養素的には生で食べると、ビタミンCやベータカロテンが豊富で美容や健康にも良いらしいけど、私は火を通して美味しく食べるほうが好き。

 

 

bellavita125.hatenablog.com

 

暑い夏の日、さっぱりとしたものが食べたいときにぴったりの一品。白ワインが進みます。

さて、何日ぐらいもつでしょうか…