暑くなってきたので、お昼はライスサラダにしました。
6月2日は共和国建国記念日。
明日からイタリアは州をまたいでの移動が可能になります。
イタリア国内ロックダウン解除!
ロンバルディア州からもようやく海へ出かけることが出来る〜
そんなミラノは気温も上がり、日中は29度までとの予報。
残念ながら本日まことは仕事なので、今日も昼ご飯を作らなければならず、
ちょっと早起きしたので、暑くなる前に早めに昼ごはんの用意にとりかかることに。
Insalata di riso インサラータ ディ リゾ
日本語だとライスサラダ。お米のサラダ。
イタリアでは夏の定番料理。作り置きして、冷蔵庫で冷やしてから食べたり、海や山に出かける時にも事前に作って持って行って食べたり。
普段冷たい食べ物が嫌いなイタリア人もこのインサラータディリゾだけは冷たい(もしくは常温)で食べたがる。
イタリアはお米の種類が色々あり、今回はイタリアではサラダ用のお米として売られているParbolied パルボリエド、日本名(英語だと)パーボイルドライスを使ってみました。
(パーボイルド米)
このお米はもともとはインド辺りで食べられているそうで、精米過程がちょっと変わっていて、籾殻の状態でお米を蒸してから、乾燥させるらしい。しかもこの工程を経ることによってビタミンが米に残り栄養価も高い種類のお米だそう。
(カルナローリ)
リゾットに使うカルローリ米に比べると、黄色みかかった半透明で細め。茹で時間が短くて、アルデンテが長持ちするのでピラフ用やサラダ用に売られているこのパーボイルドが最近はお気に入り。
このパーボイルド以外にも、Alborioアルボリオ種がよく使われます。雑穀米や最近流行の黒いお米Riso venereリゾ ヴェネレなんかで作るとオシャレなライスサラダもレストランでも人気メニューだったり。
イタリアでリゾット以外にお米を炊く(調理する)方法は、茹でるのが一般的。
パスタを茹でる様にお湯を沸かして、塩を入れて茹でる。
茹で時間はお米の種類によるけど、10分から15分程度。
お湯を切って、荒熱を取ってから具材と混ぜるだけ。
簡単に作るには具材はミニトマト、セロリ、人参、キュウリなど生で食べられる野菜(もちろん茹で野菜もOK)、を刻んで、スィートコーン、ツナ缶、オリーブなどの缶詰類、ハムやチーズ、などの加工食品を加え、塩胡椒、オリーブオイル、レモン汁(ヴィネガー)などで味付けして、混ぜるだけの簡単料理。
ソーセージやマヨネーズを加えたり(ちょっとジャンキーで子供向き)市販のライスサラダ用のミックス野菜の瓶詰めなども売ってるので、茹でたお米さえ用意すれば簡単につくれちゃう。
もちろん日本米でも作れます。(日本米は粘り気があるので硬めに茹でればOk)
今回入れたものは
☆材料☆
- お米 1カップ
- ミニトマト 10個
- 人参 1本(刻んで1分ほど茹でたもの)
- セロリ 1本
- アボカド 1/4個(最後に混ぜる)
- 茹で卵 1個
- オリーブ(タジャスカ)
- ツナ缶 1缶
- スイートコーン (1/2缶)
- レモン汁
- オリーブオイル 適量
- 塩、胡椒 適量
ちなみに今回は家にあるもの、残り物で作ってみました。
イタリアだとパスタを食べる時は付け合わせにサラダを食べたりするけど、これなら1品で
もバランス良く食べられるのおすすめ。
まことが
「夏はこのインサラータディリゾは美味しいね〜次からはもっと多めに作ってね〜」
と言われましたが。。。
どうせ、作り置きをしようと多めに作っても全部食べてしまうので却下。
ちょっと危ないお米のサラダです。