私のお気に入りのイタリアのスパークリングウォーター
朝起きて一番に飲む飲むのはまず、お水。冬でも夏でも冷たいお水。
子供の頃からの習慣で、父が毎朝美味しそうにコップ一杯の水を
ごくごくと飲んでいる姿をみて育った私にはこの「寝起きのコップ一杯の水」が
今は「スパークリングウォーター」でないとすっきりしない。
上のYou tubeはコロナ中に流れているTVスポット
私が普段飲んでいるスパークリングウォーターはFerrarelle「フェッラレッレ」という
巻きしたRと普通のLの発音がまざった舌を噛みそうな発音のブランド。
この水の水源地はカンパニア州のカセルタ郊外の山麓から採取された天然ミネラルスパークリングウォーター。このお水の特徴は硬水でカルシウムが400ml/Lの含有と重曹(重炭酸塩)が1500mg/L含まれているということ。(いずれの数値もラベルより転記)
重曹が多く含まれているということで、消化に良く、カルシウム、ミネラルたっぷりで健康と美容にもいいらしい
と、科学的な数値はさておき、実際の味はどうかというと、微炭酸で飲みやすいの一言。
喉の渇きにもごくごくと飲めるし、食中に飲むにしても料理との相性も良い。
炭酸が強いスパークリングの場合、酸味も強調され、さらにお腹が膨張する感じになってしまうので、沢山は飲めない。
開封後は炭酸が強いものは時間が経つと炭酸が抜けるとさらに酸味が強調yされるので、1本美味しく飲み切るのも難しい。けどこのフェラレッレはもともと微炭酸なので、少々気が抜けてもまろやかで飲みやすい。
話は長くなったが、この買い置きのフェッラレッレがあと1本だと言うことに気づいたので、散歩がてらにスーパーへ買いに行ってきた。最近ではスーパーの行列もほとんどなくなってきて、3分ほどで店内に入ることができた。店内に入りまっすぐに水売り場へ直行するが、なんと私の飲用水フェッラレッレが売り切れ!これはコロナとは関係なくフェッラレッレが売り切れということはよくあるので、その際はLete(レーテ)というブランド。
レーテはフェッラレッレの水源から近いことから、ほぼ同じような風味。レーテのほうがフェッラレッレに比べると若干まろやかな感じのお水。が、このレーテも売り切れ!
ということで、この機会に色々なスパークリングウォーターを試してみることにした。
通常は6本ずつ売りのものをケース買いするのだけど、1本ずつ5種類のスパークリングウォーターを購入。
ほとんどのブランドは同一ブランドでイタリア語が分かればガス入りなのかガス無しなのかはわかるけど、イタリア語がわからないと間違えてガス入りを買ってしまって、失敗する旅行者の人は多いと思う。というのもほとんどが、二酸化炭素を圧入したタイプなので、同一ブランドでもガス入りとガスなしのミネラルウィーターを製造、販売している。
この写真にあるフェッラレッレ(左端)以外のブランドは全て、ガス入り、ガス無し、微炭酸など種類があるので、要注意。
左から、Ferrarelle(フェッラレッレ)、Boario(ボアリオ)、Rocchtta(ロケッタ)、
Sant’Anna(サンタアンナ)、Levissima(レヴィッシマ)、Sanbemedetto(サンヴェネデット)
ちなみにフェッラレッレを製造している会社の通常のミネラルウォーターはNatia(ナティア)と別のネーミング。
フェッラレッレのキャッチコピーでもある、"Liscia ,Gassata O...." というのは
『ガスなし? ガス入り? それとも…』フェッラレッッレ?
と、単なるガス入り水とは違います!っていうキャッチコピー有名で、
レストランに行ってこのキャッチコピーのように聞かれたら「フェッラレッレ!」と答えたら受けること間違いなし!