いつでもクチーナ

イタリアで色々作ってちょっと食べて、たくさん飲んでたまに働いて…

鉄分たっぷり!馬肉サルシッチャ

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8月のミラノは海外からのヴァカンス、観光客も少なく、チェントロも人通りがかなり少ない感じ。

一方で、イタリア人でも近隣の国へヴァカンスに出かける人たちがいて、ここ数日イタリア国外からコロナが持ち込まれていると心配されています。

そんなこんなで、昨日急遽スペイン、ギリシャ、クロアチア、マルタからの帰国者が空港でのPCR検査を義務付ける通達が出され、本日より実施されることになりました。

が、まだ空港での検査体勢も整っていないようで、一旦自宅に帰ってからASL(日本でいう保健所)に届けでて、検査をするみたいな…

 

イタリア国内でも、若者が集まって、ディスコなどでの感染が懸念されいる状況…

イタリアは日本と違って、このコロナ関連の通達は急に発表されて、翌日から実施なんてこともしょっちゅうなので、8月16日からヴァカンス予定なので、どうか無事出発ができるかちょっと冷や汗ものです。今年は南イタリアへのヴァカンスを予定していて、北からのヴァカンス客はあまり歓迎されていないようなので、ちょっと気になります。

 

通常イタリアのヴァカンスは8月15日のフェッラゴスト(聖母被昇天の日)の祝日を挟んだ2週間が一番人でが多く、海や山へ出かけます。

この日は海や山でのヴァカンス先や自宅でBBQをするというのが恒例。

 

今年は私たちは8月16日早朝に3週間のヴァカンツァに出かける予定なので、今週は食材を一切買わないで、冷蔵庫にあるだけのもので乗り切ってます。

 

イタリア人の冷蔵庫は調味料などの保存食品はないので、ヴァカンス時には冷蔵庫をからっぽにして、電源を切って出かけるという人もけっこういます。

さすがに、うちの家の冷蔵庫は日本食材、調味料が沢山保存されているので、冷蔵庫の電源を切ることはできないけど、調味料以外は全部空っぽにします。

 

ということで、フェッラゴストはおそらく、残飯整理の日となるので今のところBBQの予定は無し…ちょうど、家にある肉は全て食べ尽くしてしまい、肉がないとクレームもでそうだけれども、私の歯の状態も良くないので、ガッツリした肉はちょっと食べられないので、サルシッチャで我慢することに…

 

馬肉のサルシッチャです。

 

実はミラノでは結構馬肉は普通に買えます。馬肉専門の肉屋もあれば、スーパーでも馬肉が売ってます。

 

馬肉はカロリーが低く、100グラムあたり110キロカロリー。

そして脂肪分が少なく、鉄分が豊富で滋養強壮に優れています。

 

馬肉は日本では生で馬刺しぐらいしか食べたことがなかったけど、イタリアでは結構色々な食べ方があります。馬肉で作ったハムのブレサオラや、生肉でタルタル、カルパッチョ、ステーキ、サルシッチャ、煮込み料理のインボルティーニなど、牛肉と同じようなレシピの料理が多いかな。

 

家の近くに馬肉を扱っている肉屋が数件あるので、月に2、3回食べています。

もちろんサルシッチャはこのお肉や自家製。

長ーいサルシッチャを好きな分だけ頼んで適当に手でちぎって取り分けてくれます。

家ではグルグル巻きにして、爪楊枝で固定して両面を焼きます。

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生の状態のサルシッチャは赤黒く、見るからに鉄分が豊富そう〜

この馬肉のサルシッチャはフィノッキオの種が入っていて、さっぱりとしていて普通の豚肉よりも食べやすいです。レモンをかけてもよし、私はポン酢をかけて食べたりもします。

 

そして、馬肉を食べた翌日はなんだか、元気な感じがします(気のせい❓)

ちょっと早めのなんちゃってBBQでした。