いつでもクチーナ

イタリアで色々作ってちょっと食べて、たくさん飲んでたまに働いて…

週に1度のパスタの日。今週は鰹とミントのパスタ

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唐突ですが、日本に住んでいる友人や、仕事で知り合った日本からのお客さんに、

「イタリア人は毎日パスタを食べるのですか?」

とよく質問されます。

 

大まかに言うとほとんどの人が、1日に1回、もしくは2日に1度は少なくともパスタは食べているようです。イタリアでも数年前からグルテンアレルギー(セリアック病)が増えてきたようで、小麦を使わないパスタ(とうもろこし、ひよこ豆など)が色々発売され、何らかのかたちでパスタは食べられているようです。

 

となると、パスタを食べないのはパスタが嫌いもしくはダイエットの為ということになる。

 

で、うちのまことは現時点でデブではないけど、家系的に太りやすい体質らしくパスタは嫌いではないけど、なるべく食べないようにしているので、うちの献立ではパスタは週に1度だけ。それも普段はなるべく昼に食べるようにしてます。

 

だけど、パスタを食べるときは思いっきり大盛り!

 

 

一方私は麺好きなので、1日1度は食べたい派。残念ながらうちのまことは昼ご飯もほぼうちに帰って来て家で食べるので、なかなかお一人様で食べる機会も少ない。もちろん、お一人様の時は決まって、麺類。

 

今日は前日に買った鰹1 匹が中途半端に余ってしまったのと、大量のミントを消費しなければならないので(モヒート飲み続けても使い切れず。。。)パスタにしてみました。

 

このレシピはイタリアではよくカジキマグロ(もちろんマグロも)を使うことが多いですが、日本ならこの季節鰹も美味しいく手に入りやすいので、ぜひチャレンジしてみてください。

 

☆材料☆(大盛り2人前)

鰹  200g  (細切れにする)

ミニトマト 10〜15個 (半分に切る)

オリーブ  20〜30g (種無しタジャスカを使用、細かく刻む)

塩漬けケッパー  15g (水にさらして塩を洗い流す)

アーモンド    5、6粒 (細かく砕く)

ミント      10枚程度 (つかう直前に手でちぎる)

ニンニク     1かけ (潰して丸ごと使用)

白ワイン     100ml

パスタ      240g

オリーブオイル  適量

塩、(唐辛子) 適量

 

☆作り方☆

  1. フライパンにオリーブオイルをたらし、弱火でニンニクをに香りが出て来たら、鰹を投入し軽く炒める。鰹の色が変わってきたら、ワインを注いで火を強めてアルコール分を飛ばす。
  2. ミニトマト、オリーブ、ケッパーを投入して蓋をしてトマトの形が崩れるまで弱火で約15分ほど煮込んでソースの出来上がり(辛いのが好きな方はこの時に唐辛子を投入)
  3. パスタを投入し、表示時間の1、2分前にお湯から揚げる。

    この時お湯を捨ててしまわないで、約コップ1杯のお湯をとっておきます。

  4. パスタを茹でて、袋の表示時間よりも1.2分少なく茹でる。この時にパスタの茹で汁を全部捨てないでコップ1杯ほど取っておく。パスタソースにパスタを投入して、よく絡めます。この時にソースが少なく感じたら取っておいたお湯※を少し加えて、水分がなくなるまで(火を強めて)、できあがり。
  5. ミントとアーモンドは盛り付けしてから振りかけます。(ミントは先に包丁で切ってしまうとすぐに酸化して色々が変わり火にかけると渋みが出てしまうので食べる直前に入れると爽やかな風味が残ります)

  

  ※パスタを茹でる際の水と塩の分量は100gのパスタを茹でるのに1Lの水が必要

  うちは240gのパスタを茹でるので3Lで茹でてます。

  

このパスタは鍋でお湯を沸かしている間にパスタソースが作れちゃうので、前日の残りの鰹のお刺身とか、鰹のたたきなんかで、翌日ささっとパスタが出来ちゃいます。

 

ちなみに前日は鰹のたたき、炙り焼きにして食べました。次も新鮮な鰹を見つけたらこのレシピパターンかな〜