いつでもクチーナ

イタリアで色々作ってちょっと食べて、たくさん飲んでたまに働いて…

外でのアペリティーボはもう少し我慢…お家でモヒートメキシカーノ♫

 

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この週末はロックダウンが解除されてからレストランやお店などの営業が再開された初の週末。今週末はイタリア各地のいわゆる盛場で若者などが久々のナイトライフを満喫し、ブレーシアでは怒った市長がレストランや、バーなどは夜の21時半の閉店を命じたり…

そしてミラノの市長は5月26日から、夜19時以降の飲み物の持ち帰り販売を禁止命じてしまった…

 

というのも、イタリアはエノテカやバール、パブなど店の外にもテーブルを出して店の外の席で飲んだり、立ち飲みしたり、あるいはナイトスポットにある広場などでたむろしたり、歩きながら飲んだりする文化があるので、レストランなどの狭い空間の密よりも、公共の場の密のほうが、目立ちやすく、取締りやすいということもあり、このような条例が発令されてしまった…

 

ということで、外でのアペリテイーボももう少し状況が落ち着くまでお預け…

と言うよりも、大量のミントの葉を買ってきたので、

 

今日はお家でモヒートメキシカーノ(メキシコ風モヒート)♫

 

モヒートはキューバ🇨🇺のハバナで生まれたカクテル。ラムにミントとライム、ブラウンシュガーをトニックウォーターで簡単にできてしまうカクテル。

 

日本にいた時はほぼ飲まなかったけど、イタリアに来てから飲み出したお気に入りカクテル。

 

じつはこのモヒート、バーテンダーのイタリア人の友人に教えてもらったのだけど、

オリジナルモヒート、つまり本場キューバで飲まれているモヒートの作り方はイタリアで普通に飲まれている作り方とはちょっと違うらしい。

 

イタリアでは通常は砂糖を入れ、ライムを絞って(絞ったライムもそのままグラスに投入)ミントの葉っぱ(枝ごと!)入れて、カクテル用のすり棒でミント、ライム、砂糖を混ぜ合わせ、ラム、氷、トニックウォーターを注いでつくるというのが一般的な作り方。このほうが、ミントの風味が押し出され爽快なモヒートで飲みやすい。

 

一方、本場のモヒートはというと、

材料は同じだけれども、砂糖を入れて、ライムを絞って、ミントの葉、ラム、氷、トニックウォーターを入れて、最後に軽くかき混ぜるだけ!

 

違いはライムやミントはすり潰さないこと

 

これで、なんとも気の抜けたようなモヒート、これがオリジナル、本場の味だそう。

 

このオリジナルモヒートを教えてもらってから、飲みに行った先のバーテンダーにこの

気のぬけたオリジナルモヒートが本当か何度が尋ねたところ、本当らしい。

 

ただ、やっぱりイタリアでもこのオリジナルは不評のようで、この作り方ではほとんど作ってないみたい。(オリジナルの注文があれば、もちろん作るらしいが)

 

で、今回はラムが切れていたので、テキーラでメキシカンモヒートを作ってみました。

テキーラをストレートで飲むのはちょっと勇気がいるけど、モヒートで飲んだら飲みやすい!

 

私は砂糖はブラウンシュガーを大さじ1杯弱、ライムは1杯につき半分使用します。

(普通の白のグラニュー糖だと結構甘ーい感じになってしまいます)

ミントは10枚ぐらい入れます。そして、スプーンで、砂糖がよく混ざるようにかき混ぜます。そしてテキーラ、氷、トニックウォーターを注いで爽やかなモヒートの出来上がり♫

 

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コロナが終息して、キューバや日本でモヒートが飲める日が来ますように。。。